おはようございます。
トリップ大学のユウ(@tripppp_univ)です。私は現役クリエイター兼ネットショップ店長で、デザイナー・クリエイターを対象に、ブログで物販ビジネスについて解説しています。
さて、最近では日本政府は働き方改革を進めてきたこともあり、2017年から2018年にかけて副業解禁が進みました。
その流れから、個人でネットショップを運営する人も増えてきており、EC市場は成長を続けています。
実際に経済産業省のデータを見てみると、B to C市場、C to C市場共に規模は右肩上がりで拡大していることが分かります。
参考:『電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました』
これからも益々、ネットショップの需要は高まっていくでしょう。
そんな中で最近注目されているのが、ネットショップを手軽に作成できるサービスのShopify(ショッピファイ)です。
実は最近、ルイ・ヴィトンやナイキ・ディズニー・ワークマンなどの企業は、Amazonへ出店しないと宣言しており、代わりにShopify(ショッピファイ)を利用しながらネットショップ構築に力を入れているのです。
この流れが進めば、Amazonや楽天市場などがいずれなくなる日が来るかもしれません。
そんな時代を先取りするためにも、これから「個人でネットショップを運営したい!」と考えている方は、Shopify(ショッピファイ)の利用をオススメします。
そこで今回は「Shopify(ショッピファイ)をあまり知らない」という人に向けて、利用料金と各プランの詳細について説明していきます。
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目次
ここがすごい!Shopify(ショッピファイ)の魅力とは?
Shopify(ショッピファイ)とは2004年にカナダで創業されたネットショップ構築サービスです。
2017年には日本向けにローカライズされましたが、当初は日本語での解説などがあまりなかったため、中々広がっていきませんでした。
しかしShopify(ショッピファイ)は世界的にも注目されており、最近では日本でも利用者が増えています。
このShopify(ショッピファイ)は世界中で利用され、店舗数は2017年から右肩上がり。
ショップ数は当初は50万店舗ほどでしたが、2019年12月には100万店舗を突破するほど急成長を見せており、世界175カ国で利用されています。
この理由としてShopify(ショッピファイ)は、カスタマイズ性に優れ、様々なデザインを採用できる他、多言語・多通貨にも対応しており海外発送にも対応しています。
そのため、越境ECにも向いており、将来性もあります。
さらに先ほど示したとおり、ルイ・ヴィトンやナイキ、ワークマンなどの「モール離れ」もあり、自社通販サイトが作れるShopify(ショッピファイ)はこれからの時代にもピッタリなサービスですね。
ちなみに、Twitterで評判を調べてみると、楽天市場やAmazonよりも使いやすいという声が上がっています。
https://twitter.com/Loverock1230/status/1443233680143491072
ツマから頼まれてネットでトウモロコシを買ったんだけど、Shopifyで作られたサイトだった。安定の使いやすさ(買いやすさ)。
最近は楽天市場とかより、Shopifyの独自サイトで販売しているところが増えたなと実感。— アシカガコウジ/アシカガCAST (@ashikagacast) August 22, 2021
時代を先取りするためにも、
これからネットショップを始めるなら、断然、Shopify(ショッピファイ)を利用するのがオススメです!
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Shopify(ショッピファイ)にはどんな料金プランがある?
Shopify(ショッピファイ)には様々なプランが用意されており、プランによって利用料金も異なります。
利用料金はプランによって、9$(約1,034円)~2,000$(約23万円) 以上(※為替レート1$=110円で計算)となっており、それぞれ利用可能な機能も異なっています。
「個人で小さくネットショップを運営したい」という人もいれば、「多くの従業員を揃えて、大きなサイトを運営したい」という人もいると思います。
以下に各プランの詳細について説明していきます。
Shopify Lite(ショッピファイライト)
Shopify Liteは最も安価に利用できるサービスです。
Shopify Liteはネットショップを構築するのではなく、ブログやSNSにカート機能を持たせるものです。
そのためウェブサイトやブログをすでに運営している人にオススメです。
- 月額:9$(約1,034円) ※為替レート1$=110円で計算
- ウェブサイト、ブログ、SNSなどにShopify(ショッピファイ)のカート機能を埋め込み、商品を販売できるようにする。
- ネットショップの構築はできない
- Shopify POS(無料)を利用することでオフライン販売もPOS管理が可能
- スタッフアカウント数は1人
- 決済手数料はベーシックプランと同様
ベーシックプラン
ベーシックプラン以上からネットショップの作成機能が加わります。
ベーシックプラン以上ならば、商品登録数は無制限となっています。
ベーシックプランは、主要プランの中では個人のネットショップを最も安価に作成することができ、ネットショップを初めて構築する人や小規模なネットショップ運営をしたい人にオススメです。
- 月額:29$(約3,330円)※為替レート1$=110円で計算
- ネットショップの構築が可能
- スタッフアカウント数は2人
- 在庫ロケーション数( ※1):最大4
- Shopify Liteにレポート機能追加:在庫レポート、行動レポート、マーケティングレポートなど
※1 在庫ロケーション数:在庫を持つ場所のこと。例えば、A倉庫とB倉庫に在庫を持っていた場合、在庫ロケーション数は2となります。
スタンダードプラン
ベーシックプランに比べて、スタッフアカウント数が増えており、個人よりももう少し大きな規模でネットショップ運営をしたい人にオススメのプランです。
また、ベーシックプランに比べて決済手数料が安く抑えられており、レポート機能も追加されています。
- 月額:79$(約9,080円) ※為替レート1$=110円で計算
- スタッフアカウントは5人
- 在庫ロケーション数:最大5
- ベーシックプランにレポート追加:注文レポート、売上レポート、POS売上レポート、利益レポートなど
プレミアムプラン
プレミアムプランはShopify(ショッピファイ)の主要な機能を全て使えるプランになっています。国内だけでなく海外などへの販売も視野に入れている人にオススメのプランです。
ベーシックプランよりもさらに多くのアカウント数を備えており、決済手数料もさらに安く抑えることができます。
さらに、市場別に商品や価格設定をすることができたり、関税や輸入税の見積もすることもできます。
- 月額:299$(約3万4,400円) ※為替レート1$=110円で計算
- スタッフアカウントは15人
- 在庫ロケーション数:最大8
- 関税と輸入税の提示
- 市場別カスタム価格設定
Shopify Plus(ショッピファイプラス)
Shopify Plus(ショッピファイプラス)は、今までのプランよりも月額使用料が2,000$(約23万円)と高めです。
その分、アカウント数が無制限であったり、追加で9サイト(合計10サイト)開設可能、受注・在庫表示、顧客管理などを自動化、チェックアウトページのカスタマイズなどなど様々な機能使用可能です。
ショップの管理者が複数必要な大規模なネットショップを作りたい人にオススメのプランです。
- 月額:2,000$(約23万円) ※為替レート1$=110円で計算
- スタッフアカウントは無制限
- 在庫ロケーション数:最大20
- Shopify Flow (※2)で受注・在庫表示、顧客管理などを自動化
- Launchpad (※3)の利用でバナー変更や商品価格の変更予約などが可能
- 追加で9サイト(合計10サイトまで)Shopify Plus仕様で運営が可能
- チェックアウトページのカスタマイズ
- Shopify Scripts Editor( ※4)で複合条件付きのディスカウントが可能
- Wholesale Channel(※5)による卸売ストア・B2Bストアの開設
- Googleタグマネージャー(※6)の利用
※2 Shopify Flow:事前に設定した条件が満たされたときに様々なアクションを自動で行ってくれるアプリ。例えば、「商品の在庫が切れた場合に、自動で通知する」というような設定が可能。
※3 Launchpad:期間限定商品などの予約設定が可能なアプリ。例えば、セール期間になったら商品の値段を自動で変更することなどが可能。
※4 Shopify Scripts Editor:複合条件による値引きが可能なアプリ。例えば、「5,000円以上の購入で100円値引き」、「初回購入10%OFF」などの設定が可能。
※5 Wholesale Channel:各卸売業者への価格設定が可能なアプリ。例えば、A社には3,000円で、B社には4,000円というように、同一商品でも異なる価格設定が可能。
※6 Googleタグマネージャー:Googleが提供する無料ツール。サイト内にタグを埋め込むだけで、広告の効果を計測したり特定ボタンのクリック数を計測したりすることが可能。
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以上、Shopify(ショッピファイ)の各種プランの内容について詳しく説明してきました。
さいごにあたなにオススメのプランの選び方と料金や機能についてまとめておきます。
Shopify Lite(ショッピファイライト)がオススメの人
- ネットショップを開設せずに、すでに運用しているSNSやブログを使って商品を売りたい人
- 1人でネットで商品を売りたい人
ベーシックプランがオススメの人
- ネットショップを初めて運営する人
- 1~2人でショップの運営をしたい人
スタンダードプランがオススメの人
- スタッフが5人までの中規模のネットショップを運営したい人
- POS売上や利益など、売上に関する詳細なレポートが欲しい人
プレミアムプランがオススメの人
- スタッフが15人までの大規模なネットショップを運営したい人
- 国内だけでなく海外などへの販売も視野に入れている人
Shopify Plus(ショッピファイプラス)がオススメの人
- 海外への販売を視野に入れさらに、複数のネットショップを運営したい人(10サイトまで運用可能)
- 顧客管理や商品価格の変更予約など自動化機能を使いたい人
- ページのカスタマイズにこだわって、ブランド製の高いサイトを作りたい人
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さいごに料金・決済手数料と詳細な機能についてまとめておきますので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
料金・決済手数料
Shopify Lite | ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | Shopify Plus | ||
●月額利用料 ※為替レート1$=110円で計算 | 9$(約1,034円) | 29$(約3,330円) | 79$(約9,080円) | 299$(約3万4,400円) | 2,000$(約23万円) | |
●決済手数料 (Shopifyペイメントを利用) |
日本のオンラインクレジットカード手数料 | 3.4% + 0円 | 3.4% + 0円 | 3.3% + 0円 | 3.25% + 0円 | 3.15%+ 0円 |
海外/Amexのオンラインクレジットカード手数料 | 3.9% + 0円 | 3.9% + 0円 | 3.85% + 0円 | 3.8% + 0円 | 3.75%+ 0円 | |
JCBのオンラインクレジットカード手数料 | 4.15% + 0円 | 4.15% + 0円 | 4.1% + 0円 | 4.05% + 0円 | 3.75%+ 0円 | |
●取引手数料追加料金 (Shopifyペイメントを利用していない場合) |
2.00% | 2.00% | 1.00% | 0.50% | 0.15% |
各プランの機能
Shopify Lite | ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | Shopify Plus | ||
機
能 |
オンラインストア | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Eコマースサイトとブログ機能が含まれます。 | ||||||
無制限の商品登録数 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
スタッフアカウント数 | 1 | 2 | 5 | 15 | 無制限 | |
Shopify管理画面とShopify POSへのアクセス権があるスタッフメンバーの数です。 | ||||||
24時間体制のサポート (英語) | 〇 24時間体制のメール、 ライブチャット |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
販売チャネル | POS購入ボタンのみ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
オンラインマーケットプレイスやSNSでも販売できます。利用可能なチャネルは国によって異なります。 | ||||||
在庫のロケーション | – | 最大4 | 最大5 | 最大8 | 最大20 | |
実店舗、倉庫、ポップアップなど、商品のあらゆる在庫場所に在庫を割り振ることができます。 | ||||||
手動の注文作成 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
クーポンコード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
無料SSL証明書 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
カゴ落ち対策メール | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ギフトカード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
財務レポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ストア分析ページ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
財務レポート (税金と支払いに関する情報を含む) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
製品分析 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ライブビュー | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
集客レポート | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
在庫レポート | × | 〇 (5/7ページ) | 〇 | 〇 | 〇 | |
行動レポート | × | 〇 (5/6ページ) | 〇 | 〇 | 〇 | |
マーケティングレポート | × | 〇 (1/5ページ) | 〇 | 〇 | 〇 | |
注文レポート | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | |
売上レポート | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | |
POS売上レポート | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | |
利益レポート | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | |
顧客レポート | × | × | 〇 (5/7ページ) | 〇 | 〇 | |
カスタムレポート | × | × | × | 〇 | 〇 | |
外部サービスの計算済み配送料 | – | × | × | 〇 | 〇 | |
チェックアウト時に自分のアカウントまたは外部アプリで計算された配送料を表示します。 | ||||||
国際マーケティング管理 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
地理的な市場領域を定義し、さまざまな地域のお客様にローカライズされた購入体験を提供します。 | ||||||
市場ドメインおよびサブフォルダ | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
検索結果に最適化されたカスタムURLを市場ごとに割り当て、お客様の市場に基づいて適切なドメインへと自動的にリダイレクトします。 | ||||||
言語翻訳 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
さまざまな市場のお客様のために、翻訳された言語を表示して慣れ親しんだショッピング体験を提供します。 | ||||||
通貨換算 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
価格をお客様の現地通貨に自動的に変換し、各市場でのコンバージョン率を促進します (Shopify ペイメントが必要)。 | ||||||
現地決済方法 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
特定の市場でチェックアウトするお客様に表示される現地決済方法を設定します (Shopify ペイメントが必要)。 | ||||||
関税と輸入税 | – | × | × | 〇 | 〇 | |
チェックアウト時に関税や輸入税を見積もって徴収し、明確な合計価格をお客様に提示します。 | ||||||
市場別カスタム価格設定 | – | × | × | 〇 | 〇 | |
各市場での商品や商品バリエーションに特定の価格を設定することで、グローバルな価格戦略をより詳細に管理できます。 | ||||||
Shopify Flowで受注・在庫表示、 顧客管理などを自動化 |
× | × | × | × | 〇 | |
Launchpad (バナー変更や商品価格の変更予約など) |
× | × | × | × | 〇 | |
追加で9サイト(合計10サイトまで) Shopify Plus仕様で運営が可能 |
× | × | × | × | 〇 | |
チェックアウトページのカスタマイズ | × | × | × | × | 〇 | |
Shopify Scripts Editorで複合条件付きのディスカウントが可能 | × | × | × | × | 〇 | |
卸売ストア・B2Bストアの開設(Wholesale Channel) | × | × | × | × | 〇 | |
Googleタグマネージャーの利用 | × | × | × | × | 〇 |
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