おはようございます。
トリップ大学のユウ(@tripppp_univ)です。私は現役クリエイター兼ネットショップ店長で、デザイナー・クリエイターを対象に、ブログで物販ビジネスについて解説しています。
ネットショップを開設して、いろいろな商品を売りたいと考えている人もいるかもしれません。
そういった人に、オススメなのがネットショップ作成サービスです。
いろいろなネットショップ作成サービスがありますが、中でも人気なのがBASE(ベイス)です。
しかし、BASEは販売手数料が高いと言われることもあります。
この記事ではBASE(ベイス)の販売手数料は本当に高いのか?また、なぜ人気になっているのか?その理由を解説していきます。
【販売】現役店長オススメ!BASEとShopifyの機能や手数料を徹底比較!【2022年最新】
【販売】BASEの手数料は高い?STORESと比較してみた【2022年最新】
目次
BASE(ベイス)は誰でも気軽にネットショップを開設できる便利なサービス!
BASE(ベイス)は無料で簡単にネットショップを開設できるサービスです。
「お母さんも使える」というコンセプトのネットショップ作成サービスです。
「メールアドレス」「パスワード」「ショップURL」の3項目を入力するだけで誰でも気軽にスグにネットショップを開設できます。
お母さん目線のサービス設計となっているため、複雑な操作が一切必要ないというのがBASE(ベイス)の特徴の1つです。
商品を売るためにネットショップを開設したいけれど、手続きが面倒で諦めてしまった方もいるかもしれません。
たしかにネットショップ作成サービスの中には、登録に時間がかかったり、商品を出品するまでにある程度の知識や技術が必要なものもあります。
しかし、BASE(ベイス)は、使い方が難しい機能は実装せず、とにかくカンタンにネットショップを開設・運営できることを優先しています。
どんなに便利な機能でも、複雑な操作が必要になる機能は実装しないということを徹底しているようですね。
こういった「こだわり」によって、パソコンの知識がない方でも、気軽にネットショップを開設できるサービスを実現しています。
BASE(ベイス)は「パソコンのスキルに自信がない」「面倒な手続きをせずに、いますぐネットショップを始めたい」方に利用しやすいサービスです。
BASE(ベイス)は無料で利用できる!しかし販売手数料が発生する点には注意が必要
BASE(ベイス)は無料で利用できるのが魅力の1つです。
初期費用はもちろんサポート費、運営費などがかからないため、出店にかかるお金を気にせず気軽にネットショップを開設できます。
しかし、販売手数料がかかる点には注意しなければなりません。
販売手数料というのは、商品が売れた際にBASE(ベイス)に支払う手数料のことです。
商品を出品するだけで販売手数料が発生することはないので安心してください。
商品が売れないまま販売手数料だけかかってしまい、どんどん赤字が膨らんでしまう心配がないのもBASE(ベイス)を利用するメリットの1つです。
販売手数料は「サービス利用料」と「かんたん決済手数料」の2つがあります。
サービス手数料は各注文ごとに3%、かんたん決済手数料は各注文ごとに3.6%+40円を支払う必要があります。
商品代金だけではなく、送料も合わせた合計金額に対して発生するので注意してください。
例えば、
注文合計金額:3,500円(送料も合わせた合計金額)の場合
販売手数料271円(①+②)
①サービス利用料:105円(3,500円×3%)
②かんたん決済手数料:166円(3,500円×3.6%+40円))
かかることになります。
つまり、実際の売上金額は、
『3,500円(注文合計金額)- 271円(販売手数料)』=3,229円となります。
BASE(ベイス)の販売手数料は本当に高い?
BASE(ベイス)の販売手数料は高いと言われることもありますが、実際はどうなのか気になる方もいるでしょう。
BASE(ベイス)と同様に、カンタンにネットショップを開設できるSTORES(ストアーズ)というサービスがあります。
STORES(ストアーズ)「フリープラン」は、月額利用料無料・販売手数料は5%です。
例えば、注文合計金額1,000円の場合
BASE(ベイス):106円(1000円×3.6%+40円)
STORES(ストアーズ):50円(1000円×5%)※フリープランの場合
の販売手数料がかかります。
STORES(ストアーズ)と比較するとBASE(ベイス)は、2倍以上の販売手数料がかかります。
たしかにBASE(ベイス)の販売手数料は高いと言えるかもしれません。
しかし、ネットショップ作成サービスを選ぶ時の基準は、販売手数料だけではありません。
どの程度集客力があるか、カスタマイズ性の高さ、入金サイクルなど様々な面から検討する必要があります。
「販売手数料が高い」という理由だけでBASE(ベイス)を敬遠する必要はないでしょう。
ちなみにBASE(ベイス)とSTORES(ストアーズ)の手数料の比較はこちらです▼
BASE(ベイス)に関する口コミや評判
BASE(ベイス)の「集客力」・「カスタマイズ性」・「入金サイクル」に関する口コミや評判をピックアップしてみました。
BASE(ベイス)は、Instagramを使った集客が強みのようですね。
BASEはInstagramに強い。
なぜなら、専用で連携できるappsというものがあり、非常に簡単にできるから。
広告運用をするときも、タグを貼るだけで決済金額や購入件数を取ることができる。※Googleアナリティクスは取れない
集客にも強いSNSをうまく活用して販売のチャネルを広げよう。
— なおや@WEB広告&Googleマイビジネス集客専門店 (@paraworksjp) May 19, 2020
自由度の高いカスタマイズが期待できます。
https://twitter.com/omiyawebdesign/statuses/1247523853774938118?s=20
購入者の抽選を行い、当選した人にだけ商品を販売できる「抽選販売App」は、BASE(ベイス)ならではの機能の一つです。
これはめちゃいいですね。
今流行りの時限式ECにはまる抽選販売。流石トレンドをつかんでいる。
限定商品だけBASEに入れて運営という使い道もあり。当選者にだけ商品を販売できる「抽選販売 App」が登場!とっておきの商品販売に使おう | BASEU #BASEU @BASEecさんから https://t.co/DLUWzdlgC8
— インターネット (@morobiz) April 16, 2020
販売手数料以外に何か手数料はかかる?
BASE(ベイス)を利用して何か商品を売った場合、販売手数料以外に振込申請時の手数料がかかります。
ショップの売上金は、直接オーナーに支払われるのではなく、一旦、BASE(ベイス)が預かるカタチになります。
そのため、売上金を引き出すためには、振込申請する必要があります。
その際、振込手数料と事務手数料がかかるので注意しましょう。
振込手数料は、金額に関係なく一律250円です。
事務手数料は、
振込申請額が2万円未満なら500円かかります。
2万円以上なら手数料はかかりません。2万円未満なら振込手数料と事務手数料の合計750円(250円+500円)
2万円以上なら振込手数料のみの250円が振込申請額から引かれます。
つまり、振込申請額を2万円以上にすることで、手数料が500円もオトクになります。
なるべくまとめて申請がオススメです。
なお、利益率や販売手数料は『BASE(ベイス)利益計算 β版』でカンタンに計算できます。ぜひご活用ください。
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販売手数料が高いBASE(ベイス)が多くの人に使われている理由!
他のネットショップ作成サービスと比較すると販売手数料が高いBASE(ベイス)ですが、
2021年10月時点でショップ開設数は160万ショップを超えるほど人気のサービスとなっています。
なぜ販売手数料が高いにも関わらずこれだけ多くの人に利用されているのか、その理由について詳しく説明していきます。
初期費用や月額利用料がかからない
BASE(ベイス)が人気になっている理由の1つが、初期費用や月額利用料がかからないということです。
ネットショップ作成サービスの中には、毎月一定額を支払う月額料金制のプランになっているところもあります。
つまり、商品が売れなかったとしても月額利用料を支払う必要があります。
BASE(ベイス)は月額利用料が無料となっているため、万が一、商品が売れなかった場合でも一切お金を支払う必要がありません。
余計なお金をかけずにネットショップを運営したい人にとって、これは大きなメリットになるでしょう。
また、初期費用がかからず気軽にネットショップを開設できるのもBASE(ベイス)の魅力です。
ネットショップを開設し商品を出品するまでに余計な費用がかからないというのも、販売手数料が高いにも関わらずBASE(ベイス)が人気になっている理由でしょう。
操作が簡単で分かりやすい
ネットショップを開設・運営するのに、一切複雑な操作が必要ないのもBASE(ベイス)の魅力です。
BASE(ベイス)では、デザインができなくても魅力的なショップデザインを作成できます。
11種類の無料デザインテンプレートをカスタムするだけで、カンタンにおしゃれなショップデザインが作成できます。
ショップロゴ・背景・ナビゲーションを組み合わせることで、本格的なショップデザインを作成できるのは、BASE(ベイス)ならではのメリットです。
商品の出品も「商品名」「販売価格」「商品説明文」を入力するだけのシンプルなものになっています。
他にも在庫の管理など専用ページが用意されています。どれもシンプルな仕組みです。
パソコンの知識がない人や、ショップ運営が初めての人でも、戸惑うことなく、すぐに慣れるでしょう。
集客しやすい
ネットショップ作成サービスを選ぶ時にポイントになるのが集客力の高さです。
ネットショップを開設しても、集客できなければ商品を効率的に売ることはできません。
BASE(ベイス)は専用アプリがあるため、パソコンからだけではなくアプリ利用者からの集客もしやすいというメリットがあります。
BASEのショッピングアプリのダウンロード数は、800万ダウンロードを突破しています。※2021年2月時点
ユーザーは、アプリで商品を探す場面が圧倒的に多いでしょう。
BASE(ベイス)のアプリにはユーザーにダイレクトに情報を送ることができるプッシュ通知など、集客に便利な機能が備わっています。
こういった機能を上手く活用すれば、売上増加に繋げることができるでしょう。
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まとめ:販売手数料の高さが気にならなくなるほどの魅力がBASE(ベイス)にはある!
BASE(ベイス)は初期費用や月額料金がかからない、操作がカンタンで誰にでも気軽にネットショップを開設できるなど、多くのメリットがあるサービスです。
販売手数料は、たしかに他のサービスと比較すると高めですが、それが気にならなくなるほど魅力あるサービスだと思います。
「ネットショップを開設したいけどパソコンのスキルに自信がない」という人は一度、BASE(ベイス)という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
今回は、誰でも気軽にネットショップを開設できるBASE(ベイス)について徹底解説させて頂きました。
現役ネットショップ店長の私のお墨付きと思ってください。
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Photo:mohamed_hassan / Pixabay
TheDigitalArtist / Pixabay