おはようございます。
トリップ大学のユウ(@tripppp_univ)です。私は現役クリエイター兼ネットショップ店長で、デザイナー・クリエイターを対象に、ブログで物販ビジネスについて解説しています。
近年では個人でもオンラインで手軽に販売できる時代になり、ハンドメイド作品をネットで販売する方が多くなりました。
ハンドメイド作品をオンラインで販売する場合、大きく分けて「ネットショップ構築サービス」と「ハンドメイドマーケット」の2つの方法があります。
どちらで販売すべきか迷う人も多いと思います。
結論、ネットショップ構築サービス「STORES(ストアーズ)」とハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」の2つ使いがオススメです。
この記事では、それぞれの違いやメリット・デメリットを取り上げながら、オススメする理由を徹底解説してきます。
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目次
ネットショップ構築サービスとは
ネットショップ構築サービスとは、大手でいうと「STORES(ストアーズ)」や「BASE(ベイス)」などが有名な個人でもネットショップを作れるサービスです。
引用元:STORES(ストアーズ)
引用元:BASE(ベイス)
基本無料で始められ、コーディングなどのスキルがなくても誰でも簡単に作成できることから、ハンドメイド販売でも多く使われています。
メリット:手軽にオリジナルショップを開けて、作品の世界観を伝えられる
最大のメリットは、「自分のオリジナルショップが開ける」という点です。
初心者でも簡単におしゃれなショップが作れるので、作品の世界観を壊さず、よりブランドイメージを確立させることができます。
ホームページとしても使うことができ、サイトデザインやプロフィールなどを通して作品や作家の魅力も伝わりやすくなります。
引用元:STORES(ストアーズ)
そして手軽に始められるコストもポイント。
有料プランがあるサービスもありますが、多くは基本的な機能は無料で使えて、売れたら決済手数料が引かれるというシステムです。
リスクが少ないので、初心者でも始めやすいのが特徴です。
デメリット:SNS等で認知がないと、いきなり集客は見込めない
デメリットは、集客の難しさです。
ネットショップは、開いただけでは勝手に人から見られることや「何もしなくても勝手に受注が入った」ということはほとんどないからです。
自分自身でSNS等を使ってショップや作品をPRする必要があり、すでにSNS上でファンがいるなど人気作家でないと新規集客はなかなか見込めないところが難点です。
ハンドメイドマーケットとは
ハンドメイドマーケットは、ハンドメイドを限定とした、多くの作家が集まる販売プラットフォームです。有名なサービスに「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」などがあります。
引用元:minne(ミンネ)
引用元:Creema(クリーマ)
ネットショップと違い個人のショップを持つわけではなく、すでにあるプラットフォームに掲載して販売するシステムです。
趣味の作品からプロの作家ものまで、さまざまなハンドメイド作品が販売されています。
メリット:すでに購入ユーザーがいるため、ネットショップより集客がしやすい
最大のメリットは、個人のネットショップよりも集客が見込めるところです。
理由は、そのプラットフォームの大きさ、購入ユーザーの多さです。
国内最大級のハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」は、作家数50万人以上、アプリダウンロード累計1000万以上など、すでに多くの人に見られる場が用意されています。
引用元:minne(ミンネ)
もちろんSNSなどで集客をしている場合の方が売れやすいですが、少なくとも見られる機会は個人のネットショップより広がります。
デメリット:ネットショップよりも手数料が高い&ブランドイメージを表現しにくい
デメリットの一つは、ネットショップに比べてコストが少し高くなる点です。
登録費用や固定費用は無料ですが、販売手数料が10%ほどかかります。
また個人のネットショップとは違い、多くの作品が並ぶ中での販売になるので、ブランドイメージを表現しにくいところもあります。
ネットショップとハンドメイドマーケットの両方を使うべき理由
それぞれの特徴を見ると、双方にないメリット・デメリットがあることがわかります。
ショップに合った一つを選ぶのもいいですが、ベストは両方で販売しながら集客の場を広げていくのが理想的です。
例えばハンドメイドマーケットに出品して新規顧客を獲得し、SNSで直接オーダーをもらう場合には個人のネットショップへ誘導するなど、それぞれ合った使い方をすると効果的です。
お互いのデメリットを補うことで、効率よく受注獲得できるようになります。
STORES(ストアーズ)× minne(ミンネ) がオススメの理由
ではネットショップとハンドメイドマーケットの中で、どのサービスがオススメなのでしょうか?
両方のメリット・デメリットを踏まえると、結論はSTORES(ストアーズ) × minne(ミンネ)がオススメ です。
2つのメリットを見ていきましょう。
STORES(ストアーズ)はコストが安い
STORES(ストアーズ)は、他社サービスに比べてコストが安いのが特徴です。
コストを理由にSTORES(ストアーズ)に決める人も多く、ネットショップのメリットである手数料の安さを最大限活かせます。
またSTORES(ストアーズ)は無料のおしゃれなテンプレートが48種類用意されていて、テンプレートを設定するだけでプロらしい仕上がりのショップが作れます。
手軽なコストでデザインにも凝った個人のショップを作りたいなら、STORES(ストアーズ)がオススメです。
minne(ミンネ)は認知度が高い
minne(ミンネ)は先ほども取り上げたように国内最大級のハンドメイドマーケットで、CMや雑誌など広告も多く認知度が高い のが特徴です。
Creema(クリーマ)も日本及びアジア最大級のハンドメイドマーケットとされていますが、minne(ミンネ)よりも市場価格が高く、プロの作品が多いプラットフォームです。
対してminne(ミンネ)は安いものから高いものまで、アマチュアから作家ものまで多様で、より多くのタイプの人が閲覧する確率が高くなります。
「どれだけ多くの人の目に入るか」という点を考えるなら、minne(ミンネ)がベストということになります。
Twitterで調査してみると、STORES(ストアーズ)とminne(ミンネ)で販売しているショップが多いです。
°((o・ω・o))°「ただいま ぷんちゃんおようぷく販売準備中だよー!
ストアーズから開けて、そのあとミンネを開けますー!」— ぷんちゃん (@punchanClub) March 31, 2018
https://twitter.com/nemure_yoiko/status/1345588240967876615?s=20
【定時お知らせ】アクセサリーを作っています。
BASE店→ https://t.co/1yaiFkqQHg
minne店→ https://t.co/5cphyCEDkE
Creema店→ https://t.co/I5OXvpg8Mf
iichi店→ https://t.co/qEMkyKiRZz
STORES店→ https://t.co/415dzQ7uK4 https://t.co/nwqZPk4mg6 pic.twitter.com/5hf1aFPHEF— nuta design (@nuta_design) September 8, 2021
STORES(ストアーズ)とminne(ミンネ)に加えて、さらにBASE(ベイス)・Creema(クリーマ)・iichi(いいち)と多方面から集客・販売しているショップもあるようですね。
売り場を1つに絞る必要はなく、できる範囲で販売場所を増やし、効率的に売上を伸ばしていくことがベストな方法です。
まとめ:STORES(ストアーズ)× minne(ミンネ)でメリットを最大限活かし、デメリットを補いあえる!
いかがだったでしょうか。
STORES(ストアーズ)とminne(ミンネ)の2つ使いなら、ネットショップ・ハンドメイドマーケットのメリットを最大限活かし、デメリットを補うことができます。
作品の販売場所に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
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STORES(ストアーズ)のネットショップを開設する手順については、以下の記事により詳しくまとめてます。
Photo:Photo AC