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【仕入れ】中国輸入で不良品率を1%にまで減らした3つの重点検品チェックリスト

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おはようございます。
トリップ大学のユウ(@tripppp_univ)です。私は現役クリエイター兼ネットショップ店長で、デザイナー・クリエイターを対象に、ブログで物販ビジネスについて解説しています。

中国から商品を仕入れたことがある皆さんは、ご存知だと思いますが、
中国から仕入れた商品は、日本では考えられない低品質、論外、常識はずれの商品が届くことがあります。

仕入れた商品の5%〜20%程度は、商品として使えないと考えても良いでしょう。

写真と商品が異なるのは、当たり前です。

その他、

「両足とも、左足の靴である。」
「シャツの胸ポケットまで、縫い付けられている。」

など、不良品の内容は様々ですが、
一定の割合で、不良品が発生します。

あるいは、

「商品自体に不良はなくても、折れた針が混入し、購入者が怪我をする。」

ことも、十分に想定されます。

購入者から損害賠償を請求されることになるかもしれません。

 

 

物づくりにおいて、不良品が0%になる事はありません。

「人間がやっている以上、ミスはあります。」
「機械化されていても、機械の故障はあります。」

 

今回は、中国輸入商品の中でも、特にアパレル系の商品の不良率を圧倒的に下げるための
3つの重点検品チェックリストについて徹底解説していきます。

検品とは

検品とは、商品に不良がないかチェックする事を指します。

ネットショップでは、消費者は店頭で商品を手に取れないため、
不良品が市場に出回ったとしても、不良品を避けて購入することができません。

商品が届き、初めて不良品と気づき、トラブルに発展しやすくなります。

このような事態を確実に防ぐために、検品をしっかりと行うことが重要になってきます。

検品は、企業(販売者)の信頼・信用を守るため、問題ない商品を届けご満足いただくために必須の工程なのです。

 

中国輸入商品は、検品作業はしていません

中国から商品を仕入れる際は、検品作業をせずにそのまま入ってきます。
簡易検品は行っていますが、細かく検品は行われていません。

簡易検品とは、主に、注文とおりの数量、サイズ、カラーであるかどうか、
目視レベルで明らかに分かる損傷がないかのチェックです。

衣類のボタンの有無など、詳細に問題がないことを確認したり、品質を保証するものではありません。
衣類であれば縫うべき部分が縫えてなかったり、 汚れがあったりします。

しかし、これは初期不良のようなものです。
商品を工場が生産する際は、一定数、必ず出ます。

 

 

アパレル検品の重要チェック項目

 

縫製が甘い

縫製が甘いというのは、具体的にいうと、縫い目が雑になっている状態です。

ミシンで縫っていく途中で 返し縫いを行わず、
そのまま縫っていき、
縫い終わったら 糸を外側に引っ張って切っているからだと思います。

 

ですから、本来、縫われるはずの糸が、たくさん出てしまっているのです。

これらを「ほつれ」と呼んでいます。
縫えているため、使用上は問題ありません。

ただ、見た目がキレイではないので、この「ほつれ」を処理する必要があります。

具体的には、「ほつれ」を切る作業が必要です。

「ほつれ」は縫い目の終わりに発生しているため、
主に、袖口や裾辺りといった部分を意識して確認する必要があります。


「ほつれ」のチェックする箇所は、
服の種類により異なりますが、以下のチェック項目を 重点的に確認してください。


・袖口
・首回り
・脇 
・裾 
・飾りの縫い目 
・ファスナーのライン 
・足回り
・ボタン

汚れがつく

次に注意すべき項目は、「汚れ」です。

汚れというのは、服の生地に何らかの汚れが ついてしまっている状態です。
工場で縫製をしている時に付いてしまうことがあります。

出来る限り、商品を広げて全体をチェックして下さい。

擦れば落ちる汚れも多く、
なるだけ不良品を出さないように、対応出来る範囲内であれば、布巾等で擦って汚れを落として下さい。

 

ニオイが臭い

次に、ニオイです。

衣類、ストッキング、帽子、靴下、手袋などの商品は、
石油系の吐き気を催す強烈なニオイが付いていることがあります。

これは、衣類や合皮製品の染料のニオイを現地で染めたままの状態で、
製品として出していることが理由です。

本来はニオイを消す工程が必要ですが、
コストを抑えるために、その工程を省略しているのです。

手間はかかりますが、ファブリーズなどの匂い消しスプレー(無香タイプ)を吹きかけ、
しばらく、陰干しをすることで、ニオイはある程度とれます。

 

「検品しない」という選択

 

優秀な工場であったとしても不良は必ず出ます。
検品の手間やコストをかけたくないなら、あらかじめ不良がでることを計算して生産する選択もありでしょう。

 


例えば、不良率が5%だった場合。

1,000個の良品を確保する必要がある場合、
5%(50個の不良品がでる)の不良率がでることを想定して、1,050個生産しましょう。

そうすることで、必要な良品が確保できます。

 

さいごに

 

日本人は、品質のいい商品を見慣れているため、目が肥えています。
ですから、神経質になっている場合が多いです。

不良品でなくても、不良と言われてしまうこともあります。


例えば、
先に説明した、衣類であれば糸の「ほつれ」です。 

中国に限らず、アメリカやその他の国でもよくある事です。
袖口や裾辺りの縫製が甘い部分があります。 

後処理が雑というだけなのですが、見た目はよくありません。

「ほつれ」を切る作業が、必要であると説明しました。

 

一手間ですが、その手間をかけるだけで、商品が見違えるほど、キレイに見えます。
クレーム率も大きく下がります。

 

自分自身が、

「この商品を受け取ったらどういうふうに思うのか?」を、

 

常に意識して、商品の検品をしましょう。

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Photo: fPat Murray

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