おはようございます。
ネット物販コンシェルジュの松永です。
淘宝(タオバオ)では、販売ページで在庫数が確認できても、
実際は、「在庫なし」といったことはよくあります。
淘宝(タオバオ)で最も多いトラブルが、この在庫数の
今回は、この在庫数があてにならない背景と対策について解説していきます。
日本と中国の商習慣の違い
淘宝(タオバオ)の在庫数が意味をなさなくなってしまった背景に
日本と中国の商習慣の違いがあります。
中国の通販では、商品の購入時、積極的に、店舗にコミュニケーションを取る傾向があります。
淘宝(タオバオ)の表示上の在庫数を最初から信用しておらず、
まず最初に、在庫の有無
一方、日本の通販の場合、
買い物をするときに、買い手から、売り手に接触を避けるいった国民性もあり、
コミュニケーションをとることなく、
シンプルにショッピングができる
「Amazon」が親しまれ、
日本で爆発的に普及したものだと考えられます。
複数の店舗運営は一般的
淘宝(タオバオ)では、複数の店舗を運営、
あるいは、リアル店舗とオンライン店舗を運営しているセラーは多く存在します。
一日の取引量は多く、共通在庫
リアルタイムに論理在庫を抑えることができていません。
無在庫、空売りで販売
無在庫出品して在庫があるように見せかけ、いざ売れたら、他
購入後に商品が届かず、問い合わせると在庫なしといったこともあります。
異なるサイズ、色で発送
購入商品と同様の在庫がなかったとしても、
連絡なく、黒色がなければ白色を、S サイズがなければMサイズを用意し、
商品点数を揃えて、発送してくることもあります。
在庫数は、チャットで問い合わせ
淘宝(タオバオ)では、チャット(アリワンワン(阿里旺旺)を使って商談するのが一般的です。
注文後に在庫が無かった場合、大きな作業ロスが発生するため、発注前に必ず、在庫状況を問い合わせ下さい。
Photo:Bilderandi / Pixabay